
PLAUDの料金プランはどれを選ぶ?録音342時間の実データで損益分岐点を出した【2026年8月版】
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PLAUDを買うとき、本体の機種選びより先に詰まるのがプランだ。無料で使えるStarterプランがあるが、文字起こしできるのは月300分まで。会議1本が1時間なら月5本で使い切る。
この記事では、実際に自分の会議・打ち合わせをPLAUDで録り続けたログのうち、録音時間データが残っている204本・342.9時間ぶんを集計して、「月に何分録るとどのプランが必要になるか」を実数で出した。カタログのスペック比較ではなく、使った結果の数字で判断する。
この記事でわかること
- PLAUDの3プラン(Starter / Pro / Unlimited)の文字起こし時間と料金の実際
- 会議1本あたりの録音時間の実測分布(平均・中央値・1時間超の割合)
- Proプラン1,200分/月で何本の会議をカバーできるか
- Unlimitedプランが追加パッケージより安くなる損益分岐点(月1,700分)
結論:3行で
月300分(=1時間会議で5本)以下ならStarterの無料枠で足りる。 週1〜4本の会議ならProプラン(年額 16,800円・税込)で足りる計算になる。月1,700分(約28時間)を超えて録るならUnlimitedプラン(年額 40,000円・税込)が最安になり、追加パッケージを買い足すより安くなる。
PLAUD公式の料金プラン(2026年8月11日時点)#
まず前提となる公式の料金を整理する。金額はすべて税込、Plaud Japan公式ストアの表示価格を2026年8月11日に確認したもの。
プランごとの文字起こし時間の差が、実質的な選択基準になる。
| プラン | 年額(円/年・税込) | 文字起こし時間(分/月) | 対応言語(言語数) |
|---|---|---|---|
| Starter | 0 | 300 | 112 |
| Pro | 16,800 | 1,200 | 112 |
| Unlimited | 40,000 | 無制限(1日あたり最大24時間) | 112 |
文字起こし時間が足りなくなった場合は、単発の追加パッケージも購入できる。
| 追加パッケージ | 価格(円・税込) | 容量(分) | 単価(円/分) |
|---|---|---|---|
| 600分パッケージ | 2,000 | 600 | 3.33 |
| 3,000分パッケージ | 10,000 | 3,000 | 3.33 |
| 6,000分パッケージ | 15,000 | 6,000 | 2.50 |
単価は公式価格から筆者が計算したもの。6,000分パッケージだけ単価が2.50円/分と安く、600分・3,000分は同じ3.33円/分になっている。買い足すなら6,000分単位が有利という、地味だが効く事実だ。
実測:会議1本は何分か(204本・342.9時間)#
ここからが本題。プラン選びは「月に何分録るか」で決まるが、多くの人は自分が月に何分録っているかを知らない。筆者の録音ログから、時間データが取れる204本を集計した。
| 指標 | 実測値 |
|---|---|
| 集計対象(本) | 204 |
| 総録音時間(時間) | 342.9 |
| 1本あたり平均(分) | 100.9 |
| 1本あたり中央値(分) | 61.7 |
| 30分以下の割合(%) | 23 |
| 60分超の割合(%) | 51 |
| 最長の1本(分) | 596.5 |
平均100.9分に対して中央値61.7分と差が大きいのは、長時間の録りっぱなしが平均を引き上げているためだ。半分以上(51%)が1時間を超えている。「会議は30分くらい」という感覚値で見積もると、実際の消費時間は倍以上ずれる。
ここが判断の分かれ目
自分の感覚ではなく中央値61.7分で計算すること。1時間会議を基準にすると、無料枠300分は月4.9本、Proの1,200分は月19.4本で使い切る。
Proプラン1,200分/月は「何本」ぶんか#
プランの分数を、会議の本数に換算し直す。中央値61.7分を1本の基準として計算した。
| プラン | 月間の枠(分) | 1時間級の会議に換算(本/月) | 週あたり(本/週) |
|---|---|---|---|
| Starter(無料) | 300 | 約4.9 | 約1.1 |
| Pro | 1,200 | 約19.4 | 約4.5 |
| Unlimited | 無制限 | 制限なし | 制限なし |
- 週1本の定例だけならStarterの無料枠で足りる。本体を買っただけで運用できる。
- 週4〜5本、つまり平日ほぼ毎日1本の会議まではProで収まる。
- それ以上、または1本が2時間を超える会議が常態化しているならProでも足りない。
実運用ではProを大きく超えていた#
では実際に業務で使うとどうなるか。集計期間のうち、月10本以上録音した「本格運用月」5ヶ月を抜き出した。
| 月 | 録音(本) | 録音時間(分) | Starter 300分 | Pro 1,200分 |
|---|---|---|---|---|
| 2025-12 | 30 | 4,951 | 超過 | 超過 |
| 2026-01 | 76 | 8,322 | 超過 | 超過 |
| 2026-02 | 46 | 4,570 | 超過 | 超過 |
| 2026-07 | 22 | 1,661 | 超過 | 超過 |
| 2026-08 | 19 | 353 | 超過 | 収まる |
本格運用月の平均は3,971分/月。Proの枠1,200分に対して約3.3倍だった。ピークの2026年1月は8,322分(約139時間)で、Proの枠の約6.9倍にあたる。
会議だけでなく打ち合わせ・取材・移動中の口述メモまで録る使い方をすると、この水準に届く。逆に言えば、「会議のときだけ持ち出す」使い方ならProで十分ということでもある。
試算の前提(重要)
上の数字は録音した時間であり、その全部を文字起こしに回した場合の消費量として見ている。実際には「録ったが文字起こししない」録音もあるため、消費される文字起こし時間はこれより少なくなる。プラン選定は「録音時間=上限側の見積もり」として使うのが安全。
Unlimitedが安くなる分岐点は月1,700分#
Proで足りないとき、選択肢は2つある。Pro+追加パッケージか、Unlimitedか。公式価格から損益分岐点を計算した。
Proの年間枠は 1,200分×12ヶ月=14,400分/年。ここに6,000分パッケージ(15,000円・税込)を買い足していく形になる。
| 選択肢 | 年間コスト(円/年・税込) | 年間の文字起こし枠(分/年) |
|---|---|---|
| Pro のみ | 16,800 | 14,400 |
| Pro + 6,000分×1 | 31,800 | 20,400 |
| Pro + 6,000分×2 | 46,800 | 26,400 |
| Unlimited | 40,000 | 実質無制限 |
Pro+6,000分×1(31,800円)まではUnlimited(40,000円)より安い。 しかし2パック目を買った時点で46,800円となり、Unlimitedを上回る。
つまり分岐点は年20,400分=月あたり約1,700分(約28時間)。これを超えて録るならUnlimitedが最安になる。
プラン選択の早見
- 月300分(1時間会議で約5本)以下 → Starter(無料)
- 月1,200分(同 約19本)以下 → Pro 年16,800円(税込)
- 月1,700分(約28時間)超 → Unlimited 年40,000円(税込)
- その中間(月1,200〜1,700分)→ Pro+6,000分パッケージが最安
筆者の本格運用月の平均は3,971分/月だったので、この基準ではUnlimited一択という判定になる。
本体とセット購入という選択肢#
プランは本体とのセットでも販売されている。2026年8月11日時点の公式ストア価格は次の通り。
| 商品 | 価格(円・税込) |
|---|---|
| Plaud Note(本体のみ) | 27,500 |
| Plaud Note + AI年間プロプラン【セット】 | 44,300 |
| Plaud Note + AI年間無制限プラン【セット】 | 67,500 |
本体27,500円+Pro単体16,800円=44,300円で、セット価格と同額。セットだから割引になるわけではないので、後からプランだけ足しても金額は変わらない。まずStarterの無料枠で自分の消費分数を1ヶ月測ってから、必要になった時点でプランを買うほうが無駄がない。
PRPLAUD公式ストアで料金を確認するPLAUD(Plaud Japan 公式ストア)この記事の価格・プラン内容は2026年8月11日にPlaud Japan公式ストアで確認したものです。価格やプラン内容は変更される場合があるため、購入前に公式ストアの最新表示をご確認ください(成果を保証するものではありません)。どの機種を選ぶかは別の判断軸#
プランが決まったら次は本体の機種選びになる。PLAUDには2026年8月時点で4機種あり、収音距離・装着方法・ディスプレイの有無が異なる。機種ごとの違いはPlaud Note Pro・Note・NotePin S・NotePinの4機種スペック比較で、公式スペック表をもとに整理している。
また、録音した議事録をNotionへ流し込んでタスク化する運用はPLAUD×Notion連携の全手順にまとめている。プラン選びの次にやることとして参考にしてほしい。
よくある疑問#
Q. 無料のStarterだけでずっと使える? 月300分以内に収まるなら使える。週1本・1時間の定例だけなら月およそ247分(61.7分×4本)で収まる計算になる。ただし1本が2時間を超える会議が月2本あるだけで超過する。
Q. 文字起こし時間を使い切ったらどうなる? 追加パッケージ(600分/3,000分/6,000分)を単発購入するか、上位プランに切り替えることになる。単価は6,000分パッケージが2.50円/分で最も安い。
Q. 録音した全部を文字起こしする必要はある? ない。録音は端末に保存され、文字起こしを実行した分だけ枠を消費する。「とりあえず録っておき、必要なものだけ文字起こしする」運用にすると、上の試算よりかなり少ない消費で回る。
Q. 精度はどれくらい? 筆者の実運用では、固有名詞・略語・数字の誤変換が弱点として一貫して出る。この傾向と対策はAI文字起こしの精度を上げるコツに実例ベースでまとめている。
まとめ#
PLAUDのプラン選びは「機能の差」ではなく「月に何分録るか」のほぼ一点で決まる。そして多くの人は自分の録音分数を過小評価している——実測の中央値は61.7分、半分以上が1時間超だった。
- 月300分以下 → Starter(無料)で足りる
- 月1,200分以下 → Pro(年16,800円・税込)
- 月1,700分超 → Unlimited(年40,000円・税込)が最安
判断に迷ったら、まずStarterの無料枠のまま1ヶ月使って実測するのが確実だ。セット購入に価格メリットはないので、後からプランを足しても損をしない。
価格・プラン内容は2026年8月11日時点でPlaud Japan公式ストアの表示を確認したものです。最新の情報は公式ストアでご確認ください。
PRPLAUD公式ストアを見るPLAUD(Plaud Japan 公式ストア)プランは本体購入後でも追加できます。まずは無料のStarter枠で1ヶ月ぶんの消費分数を測ってから決めるのが無駄がありません(成果を保証するものではありません)。