PLAUD × Notion プロンプト集
録音した会議の文字起こしを、Notionに入る形へ変えるためのプロンプトを6本まとめました。読み物ではなく、AIに貼って使う道具です。ファイルはPDFではなくMarkdownで配ります。PDFからコピーすると改行と記号が壊れて、そのまま貼れないためです。登録もメールアドレスも要りません。
なぜこの6本なのか
文字起こしをそのままAIに投げると、たいてい2か所で崩れます。固有名詞を取り違えたまま清書されることと、記録に無い担当者や期限を埋めてしまうことです。前者は2番の用語辞書で先に潰し、後者は各プロンプトの「厳守」に「記録に無い情報を足さない」「根拠の引用が出せないなら判定しない」を入れて防いでいます。5番で引用を必須にしているのは、引用が出せない完了判定はだいたい外れるからです。
実際にNotionに貼って確かめたこと
2026年9月6日、Notionの無料プランで実際に貼って挙動を確認しました。結果は3つです。
- Markdownの表は、ページ本文に貼るとテーブルになります。ただしできるのは「シンプルテーブル」で、絞り込みや並べ替えはできません。
- 同じ表をデータベースに貼ると、全部が1件のタイトルに潰れます。パイプ記号ごと1行に入ってしまいます。DBに入れるときは2番のタブ区切りを使い、行を作ったあとEscapeでセルを選択状態にしてから貼ってください。編集モードのまま貼ると同じように潰れます。
- 期限は「9月12日」では日付プロパティに入りません。空欄になります。
2026-09-12か2026/09/12なら入ります。そのため2番では YYYY-MM-DD を必須にしています。
プロンプト全文
< > の中を置き換えてから貼ってください。順番に使うなら 3 → 4 → 1(または2) → 5 の順です。
1文字起こし → Notionのページに貼る表会議1本ぶんの文字起こしを、Notionのページ本文にそのまま貼れる表にします。貼るとテーブルになるのは確認済みです(ページ本文のみ。データベースへ入れるときは2番を使ってください)。
# 役割
あなたは議事録をデータベースに入れる担当です。
以下の文字起こしを、Notionのページに貼れるMarkdownの表にしてください。
# 出力(この列の順・この列名のまま。表以外は何も書かない)
| 種別 | 内容 | 担当 | 期限 | 出典 |
- 種別は「決定」「宿題」「懸念」「共有」の4つだけを使う。
- 内容は1行。40字を超えたら切って要点だけにする。
- 担当は文字起こしから読み取れる場合だけ書く。読み取れないときは「未定」。
勝手に人名を割り当てない。
- 期限は言われたとおりに書く(「今週中」「9/12」など)。
言及が無ければ「記載なし」。
- 出典は、その根拠になった発言を10〜20字だけ引用する。
# 厳守
- 文字起こしに無い情報を足さない。要約はしても、補完はしない。
- 数字・日付・金額・固有名詞は聞こえたまま写す。丸めない。
- 雑談・あいさつは行にしない。
- 判断できない行は作らず、最後に「拾えなかった論点」として箇条書きで別に出す。
# 文字起こし
<ここに貼る>2データベースに1行ずつ入れる(タブ区切り)1番の表はページ本文用です。データベース(テーブルビュー)に貼ると、全部が1件のタイトルに潰れます。DBに入れるときはこちらを使ってください。
# 役割
あなたは議事録をNotionのデータベースに流し込む担当です。
以下の文字起こしから、タスクを1行ずつ、タブ区切りで出してください。
# 出力(ヘッダー行は付けない。表以外は何も書かない)
タスク名<TAB>ステータス<TAB>期限<TAB>担当
- 区切りは半角タブ1つ。パイプ(|)や罫線は使わない。
- タスク名は40字以内。1行に1件。
- ステータスは「未着手」だけを書く(Notion側の選択肢名と完全に一致させること。
英語のDBなら Not started と書く)。
- **期限は必ず YYYY-MM-DD で書く。** 「9月12日」「今週中」のままでは日付として入らない。
年が言及されていなければ、会議日の年を使う。
日付が特定できないものは空欄にして、タスク名の末尾に(期限:今週中)と書き添える。
- 担当は読み取れる場合だけ。読み取れないときは空欄。勝手に割り当てない。
# 厳守
- 文字起こしに無い情報を足さない。
- 決定事項・共有事項は出さない。「誰かがやること」だけを出す。
# 貼り方(ここが崩れる原因)
1. データベースの一番下の「+ 新規」を押して空の行を作る
2. **Escapeを押して編集モードを抜け、セルが枠線で選択された状態にする**
3. その状態で貼り付ける(編集モードのまま貼ると全部が1行に潰れます)
# 文字起こし
<ここに貼る>3固有名詞の取り違えを先に直す音声の文字起こしは社名・人名・商品名を高い確率で取り違えます。先に辞書を渡して直させてから、1番に流すと後工程が安定します。
# 役割
あなたは文字起こしの校正担当です。音声認識の取り違えだけを直してください。
# 用語辞書(正しい表記)
<会社名・人名・商品名・略語を、1行に1つ書く。例:
くるる
別府北浜商店街
PLAUD NOTE
>
# やること
1. 辞書の語と読みが近い箇所を探し、辞書の表記に置き換える。
2. 置き換えた箇所を、最後に「直した一覧」として
「元の表記 → 直した表記(何回)」の形でまとめる。
# やらないこと
- 言い回しを整えない。てにをはも直さない。文字起こしの文はそのまま残す。
- 辞書に無い語は、明らかな誤変換に見えても触らない(判断がぶれるため)。
代わりに「怪しいが辞書に無い語」として最後に列挙する。
# 文字起こし
<ここに貼る>4社外に出せない部分を落としてから渡す外部のAIに会議記録を渡す前の前処理です。伏せる対象を自分で決めてから通します。
# 役割
あなたは記録の匿名化担当です。以下の記録から、指定した種類の情報を伏せてください。
# 伏せるもの
- 個人名 → 「Aさん」「Bさん」(同じ人は同じ記号を最後まで使う)
- 会社名・店舗名 → 「X社」「Y店」
- 金額 → 「(金額)」
- 電話番号・住所・メールアドレス → 「(連絡先)」
- <ほかに伏せたいものがあればここに足す>
# 出力
1. 伏せたあとの本文(それ以外は1文字も変えない)
2. 対応表(Aさん = 実際の名前、X社 = 実際の社名 …)
※この対応表は自分の手元に置くもので、次のAIには渡さない
# 厳守
- 伏せ漏れが疑わしい箇所は、勝手に判断せず「要確認」として最後に挙げる。
- 議論の中身は変えない。要約もしない。
# 記録
<ここに貼る>5前回の宿題が終わったかを突き合わせる前回の議事録と今回の文字起こしを両方貼ると、宿題の消し込みができます。「終わったと書いてある根拠」を必ず引用させるのが肝です。
# 役割
あなたは宿題の消し込み担当です。前回の宿題が今回どうなったかを判定してください。
# 判定
各宿題について、次の3つのどれかに分類する。
- 完了 … 今回の記録に「終わった」と読める発言がある
- 未完 … 今回の記録に「まだ」「来週」など未達と読める発言がある
- 言及なし … 今回の記録に出てこない
# 出力
| 宿題 | 判定 | 根拠の引用 | 次のアクション |
- 根拠の引用は、今回の記録から**そのまま**10〜30字を抜く。要約した文を書かない。
- 「言及なし」の行の根拠は空欄にする。推測で埋めない。
- 完了と判定できるのは、引用が出せるときだけ。出せないなら「言及なし」にする。
# 前回の宿題
<前回の議事録のタスク部分を貼る>
# 今回の記録
<今回の文字起こしを貼る>61週間ぶんを1枚にまとめる会議を複数まとめて貼ります。数字を作らせないための一文を入れています。
以下は今週の会議記録です。次の形式で1枚にまとめてください。
## 今週決まったこと(5つまで・重要な順)
各行の末尾に、どの会議で決まったかを(会議名)で付ける。
## 動いていない宿題(期限を過ぎている、または2回以上持ち越されているもの)
## 来週までに誰かが動く必要があること
| 誰が | 何を | いつまでに |
## 気になっていること(記録の中で結論が出ていない論点。3つまで)
# 厳守
- 記録に出てくる数字だけを使う。合計や割合を自分で計算しない。
- 会議をまたいで同じ話題が出たら1行にまとめ、(会議名)を並べて書く。
- 該当が無い見出しには「なし」と書き、見出しごと消さない。
# 今週の記録
<会議ごとに「## 会議名 / 日付」を付けて、続けて貼る>7Notionのデータベースを先に設計させるそもそもどんな箱を作るか迷ったとき用です。作る前に1回通すと、あとからプロパティを足す手戻りが減ります。
# 役割
あなたはNotionのデータベース設計者です。
# 前提
- 使う人: <何人・どういう役割か>
- 入れるもの: 会議の議事録と、そこから出るタスク
- 見たい形: <例: 今週やることだけを一覧したい / 案件ごとに議事録を追いたい>
# 出力
1. データベースの構成(議事録用とタスク用を分けるか、1つにするかの判断と理由)
2. プロパティ一覧
| プロパティ名 | 型 | 選択肢(あれば) | 何のためにあるか |
※Notionに実在する型だけを使う(テキスト/選択/マルチセレクト/日付/人/
チェックボックス/リレーション/数値/URL)
3. 最初に作るビュー3つ(名前・絞り込み条件・並び順)
4. あえて作らなかったプロパティと、その理由
# 厳守
- プロパティは10個以内に収める。増やすほど入力されなくなる。
- 「あると便利」ではなく「無いと困る」ものだけ入れる。
- 自動化や連携の話はここではしない。箱の形だけを決める。使う前に3つだけ
- AIの出力には誤りが混ざります。数字・日付・固有名詞・金額は、必ず録音か一次情報と照らし合わせてください。
- 会議記録を外部サービスに入れる前に、所属組織の規程と、使うサービスの利用規約・データの取り扱いを確認してください。伏せられるものは③で伏せてから渡すほうが安全です。
- 出力の質は、使うサービス・モデル・時期によって変わります。同じ結果を保証するものではありません。
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