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2026-06-14 AI自動化ExcelChatGPT活用非エンジニア

Excel VBAなしでOK!AIで複雑なデータ処理を自動化する方法【非エンジニア向け】AI自動化

Excel VBAなしでOK!AIで複雑なデータ処理を自動化する方法【非エンジニア向け】

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ExcelマクロなしでOK!AIで複雑なデータ処理を自動化する方法#

「Excelで毎月同じ集計作業を繰り返しているけど、VBAは難しそう……」

そう思って諦めていませんか?実は、VBAを1行も書かなくてもAIを使えば複雑なデータ処理を自動化できます。この記事では、プログラミング未経験の筆者が実際にChatGPT・Claudeで試した手順と、ハマりやすいポイントをまとめました。

結論

ChatGPT・Claudeに「Excelでやりたい処理」を日本語で伝えれば、VBAコードを生成してもらえる。コードをExcelに貼り付けるだけで動く。さらにGoogleスプレッドシートと組み合わせれば、ブラウザだけで定期自動実行まで完結するケースも多い。

なぜ今ExcelのVBAが「壁」になっているのか#

毎月の売上集計、部署ごとの抽出、フォーマット変換——こういった作業はExcel職人が「マクロを組んでおきました」と言えば話が早い。でも、その職人が退職した途端にブラックボックス化する。

前任者が残したVBAファイルの中身が読めず、列を1列増やしただけで突然エラーが出て半日潰れた——そんな経験をした方も多いのではないでしょうか。

VBAの主な壁は3つあります。

具体的な困りごと
習得コスト構文・オブジェクト操作を体系的に学ぶ必要がある
メンテナンス書いた本人しか直せないブラックボックスになりやすい
バージョン依存ExcelのバージョンやOSによって動かないことがある

「自分で書けるようになるまで待つ」では業務が止まる。でもAIを使えばこの壁を今すぐ乗り越えられます。

AIはVBAの「代わり」になれるのか?#

結論から言えば、多くのケースでなれます。ただし「完全な置き換え」というより「AIに相談しながら壁を乗り越える」イメージが正確です。

試してわかったのは、次の2つのアプローチが現実的だということ。

① ChatGPT・ClaudeにVBAコードを書いてもらう 「○○列のデータを条件で抽出して別シートに貼り付けるVBAを書いて」と頼むと、そのまま使えるコードを生成してくれます。プログラミング知識ゼロでも「このコードをどこに貼ればいいですか?」まで聞けるのが強みです。

② Googleスプレッドシート+Apps Scriptを活用する ExcelをGoogleスプレッドシートに移行できる場合、Apps Scriptという仕組みで自動化できます。ChatGPTに「Googleスプレッドシートで○○を自動化するApps Scriptを書いて」と頼む流れはVBAと同じです。筆者も月次の数値集計をこの方法でスプレッドシートに移行し、手作業の時間を体感で週2〜3時間ほど削れました(個人の作業内容・環境によります)。

メモ

AIに頼むだけで「何もしなくていい」わけではありません。コードを貼る場所・実行方法・テスト確認は自分でやる必要があります。手順を理解せずに動かすと、意図しないデータ書き換えが起きるリスクもあります。

実際の手順:ChatGPTでVBAを作ってもらう#

具体例として「A列の商品名でフィルターし、B列の数値を合計して別シートに出力する」処理を想定して手順を説明します。

手順

  1. Excelのファイル構成をAIに伝える

「Sheet1のA列に商品名、B列に売上金額、C列に日付が入っています」のように、列の内容を具体的に説明する。

  1. やりたい処理を日本語で書く

「商品名が"りんご"のものだけをフィルターして、B列の合計をSheet2のA1に出力するVBAを書いてください」と依頼する。

  1. ExcelのVBAエディタにコードを貼る

ExcelでAlt+F11を押してVBAエディタを開く。「挿入」→「標準モジュール」でコードを貼り付ける。

  1. F5で実行して結果を確認する

エラーが出たらメッセージをそのままAIに貼って「このエラーが出ました、修正してください」と聞く。

  1. 本番データで動かす前にコピーファイルでテストする

必ずバックアップを取ってから本番運用に移る。これは鉄則。

最初のプロンプトで完璧に動くコードが出るのは体感で7〜8割程度です。残り2〜3割はエラーが出ますが、エラーメッセージをそのまま貼って「修正して」と頼めば2〜3往復でほぼ解決できます。最初から完璧を求めず、対話しながら修正する前提で使うのがコツです。

ClaudeとChatGPT、どちらが向いているか#

どちらもVBAコードの生成は得意ですが、使い分けのポイントがあります。

比較ChatGPTClaude
コード生成の速さ速い同等
コードへの説明簡潔詳しく丁寧
複雑な条件分岐得意得意
エラー修正対話で解決できる対話で解決できる

筆者の使い分けは「とにかく早くコードが欲しいときはChatGPT、他のスタッフに渡すコードを作るときはClaude」です。Claudeは「このコードはこういう処理をしています」という注釈を添えてくれるため、後で見返したときに意図が伝わりやすいためです。

メモ

ChatGPTもClaudeも、Excelファイルを直接アップロードして「このファイルのデータを分析して」という使い方ができます。ただしExcelには個人情報や機密情報が含まれることが多いので、アップロード前にデータをマスキングするか、匿名化したサンプルデータに置き換えてから使うことを強く推奨します。

AIで自動化できること・難しいこと#

何でもAIで解決できるわけではありません。適用範囲を正しく理解しておくことが重要です。

メリット

  • 繰り返し作業(毎月・毎週同じ手順の処理)
  • 条件での抽出・フィルタリング・並び替え
  • 集計・合計・平均・件数の計算
  • 書式の統一(日付形式・表記ゆれの整理)
  • 複数シート・複数ファイルのデータ結合

デメリット

  • 紙や画像スキャンからのデータ入力(OCRは別ツールが必要)
  • リアルタイムの外部データ自動取得(株価・在庫システム連携)
  • 高度な帳票デザイン・複雑なグラフィック処理
  • 業務ルールが100以上絡む極めて複雑なロジック

「Excelのまま」か「スプレッドシートに移行」か#

Googleスプレッドシートに移行できるなら、自動化の選択肢が大きく広がります。

比較項目Excel + VBAGoogleスプレッドシート + Apps Script
実行環境ローカルPC必須ブラウザだけで動く
自動実行のトリガー手動起動が基本時刻・フォーム送信でトリガー可
共同編集難しい(ファイル排他)複数人がリアルタイムで編集可
既存ファイルとの互換性そのまま使える移行作業が必要

業務でWindowsのExcel固定なら無理に移行する必要はありません。ただし「毎週決まった時刻に自動でデータを更新したい」「複数人がリアルタイムで使いたい」という場合は、スプレッドシートへの移行を検討する価値があります。

非エンジニアが陥りやすい3つのミス#

① 「全部AIに任せればいい」と思い込む AIはコードを生成してくれますが、「自分のデータがどういう構造か」「何をしたいか」を正確に伝えるのは自分の仕事です。曖昧なプロンプトからは曖昧なコードが出ます。「A列に商品名があります」より「A列に"りんご""みかん""バナナ"などの文字列が入っています」と具体的に伝えるほど精度が上がります。

② バックアップを取らずに実行する VBAは実行すると元に戻せない変更をする場合があります。本番ファイルに直接実行するのは避け、コピーでテストしてから移行しましょう。

③ エラーで「使えない」と諦める エラーメッセージをそのままAIに貼って「修正して」と聞けば高確率で解決します。エラーは「対話の材料」です。

注意

会社のExcelに機密データ(顧客情報・財務情報)が含まれている場合、ファイルをAIにそのままアップロードしないでください。データをマスキングしたサンプルで質問するか、コードの生成だけに絞って使いましょう。社内ポリシーの確認も必須です。

もっと先へ進みたいなら#

VBAの代替として使い始めたAIが、「日常業務全体の効率化」に変わるまでにはもう一段のステップがあります。プロンプトの書き方・業務フローへの組み込み方・複数ツールの連携を体系的に学びたい方には、AI活用スクールも選択肢のひとつです。

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まとめ#

  • ExcelのVBAはChatGPT・Claudeに日本語で依頼するだけでコードを生成できる
  • コードを貼る→実行する→エラーをAIに渡す、の繰り返しで非エンジニアでも動かせる
  • Googleスプレッドシートに移行できれば、定期自動実行など自動化の幅がさらに広がる
  • 機密データのアップロードには注意し、サンプルデータで試す習慣をつける
  • エラーが出ても諦めずAIと対話して修正するのが成功のコツ

VBAが読めなくても、プログラミングを勉強しなくても、AIを「壁打ち相手」として使えばExcelの面倒な繰り返し作業はかなり自動化できます。まずは一番時間がかかっている小さな処理を1つ、試してみてください。

よくある質問#

ChatGPTが生成したVBAコードは安全ですか?#

基本的な集計・抽出処理であれば大きなリスクはありませんが、実行前に必ずファイルのバックアップを取ることを推奨します。実行前に「このコードは何をしていますか?」とAIに説明させて内容を確認してから動かすのが安全な使い方です。意図しないシート全削除などを防ぐためにも、本番前のテストは必須です。

ExcelをGoogleスプレッドシートに移行するのは大変ですか?#

単純な表形式のデータであれば、ファイルをGoogleドライブにアップロードするだけで自動変換されます。ただしVBAマクロやExcel固有の関数の一部は変換されないため、移行後の動作確認が必要です。既存ファイルが複雑な場合は移行コストを事前に見積もり、段階的に移行するのが現実的です。

AIでコードを書いてもらうとExcelスキルが落ちませんか?#

コードを手書きする能力は使わなくなりますが、「何をしたいかを正確に言語化するスキル」「コードの意味を読み解くスキル」は確実に上がります。AIが出したコードを丸投げで使い続けるのではなく、「これは何をしているのか」を毎回確認する習慣をつけると、エラー対応力や応用力が自然と身につきます。

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